衆議院議員 神田潤一のブログ

衆議院議員1期目(青森2区選出、自民党公認)の神田潤一です。 「ふるさとの思いを受け継ぎ、新時代をひらき、つくる」をモットーに活動する日々の思いを綴ります。

    金融調査会

    今週、臨時国会が始まり、党の政務調査会等の役職も決まりました。
    主なものを一覧すると、以下の通りです。
    (デジタル関係)
    ・デジタル社会推進本部(平井卓也本部長):事務局次長
    ・同サイバーセキュリティPT(仮称、牧島かれん座長):事務局長
    ・同 Web3PT(平将明座長):事務局次長
    ・情報通信戦略調査会(野田聖子会長):事務局次長
     (金融関係)
    ・金融調査会(片山さつき会長):事務局次長
    (農林水産関係)
    ・養豚農業振興議員連盟(葉梨康弘会長):事務局次長
    ・水産総合調査会(石破茂会長):幹事
    (その他)
    ・中央政治大学院(有村治子学院長):副学院長 
    ・広報本部ネットメディア局(平将明局長):事務局次長 
    ・環境・温暖化対策調査会・食品ロス削減PT(堀内詔子座長):事務局次長
     
    このほかにも8つくらい幹事や副委員長(役員の一番下ですw)の役職をいただいていて、通常国会に比べて2倍以上に増えました。
    そして先週は早速、デジタル社会推進本部や金融調査会の司会を務めさせていただいたほか、政調審議会(自民党の法案審議等の実質最高機関)で説明もさせていただきました(写真)。

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    当選してからまだ1年も経っていないのに、これだけの経験をさせていただけるのは大変光栄です。
    お声をかけていただいた期待に応えられるよう、しっかりと努めたいと思います!
     

    本日、金融調査会の役員会が開催され、同期の小森卓郎先生とともに事務局次長に就任しました。

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    役員会では、今後のテーマについて1時間にわたって活発な議論が行われました。
    これまでのコロナ対策としてのゼロゼロ融資や資金繰り対策などは徐々に正常化していかなければならない一方、過剰債務の状況では追加的な融資を受けて前向きな投資をする動きがなかなか出てこないという意見も出ました。

    私からは、一律に債務免除のような政策を取ることはモラルハザードの懸念がある一方で、政府の行動制限などによって大きな制約を受けた飲食や観光などの業種に対しては、何らかの政策的な措置をしなければ、前向きな動きにつながらないだろうという意見を述べさせていただきました。

    ただ、どのタイミングでコロナ対策から前向きな動きの支援に切り替えていくべきか、新型コロナの今後の感染状況など、不透明な部分がまだまだ多いということで、先行きの見通しや予見可能性の点で政策の立案が難しいという意見も出ました。

    さらに、資産所得倍増計画については、私から、
    「NISAの抜本的拡充の方向性が示されたことは評価したいが、それによって5年後、10年後の成長資金がどのくらい増えるのか、一方で若年層の資産形成がどのように進むことが期待できるのか、政策の効果を示すべきであること。その上で、資産所得倍増計画としてそれで十分なのか、他にもiDeCoの見直しなども必要なのか議論すべき」
    ということを述べさせていただきました。

    金融調査会の役員として、景気対策や新型コロナ支援のあり方、資産所得倍増プランなど、しっかり議論に貢献していきます。

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