衆議院議員 神田潤一のブログ

衆議院議員1期目(青森2区選出、自民党公認)の神田潤一です。 「ふるさとの思いを受け継ぎ、新時代をひらき、つくる」をモットーに活動する日々の思いを綴ります。

    安倍

    昨日、福田達夫先生と塩崎彰久先生と3人で、東京タワーで行われている安倍晋三写真展へ行ってきた。
    予定されていた衆議院本会議が流れたため、スケジュールが空き、お二人に誘われて行きたいと思っていた写真展に行くことができた。
    平日の午後だったが、たくさんの方がいらしていた。

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    改めて感じたのは、安倍元首相は本当に表情が豊かだということ。
    もちろん、たくさんの中からそういう写真を選んで展示しているのだが、それでも子供に囲まれている写真では自然とこちらも笑顔になり、自衛隊の観艦式の写真などではこちらも背筋が伸び、G7の何気ない写真でも各国首脳の中で大きな存在感を発揮している。
    こういう首相はあまりいなかったのではないか。
      
    そしてどの写真も不思議と晴れている。
    どなたかが「安倍首相はスーパー晴れ男だ」と言っていたが、伊勢志摩サミットの首脳の伊勢神宮参拝の時などは直前までの雨が突然上がったりしたという話もあり、大事な場面ではいつも晴れていたらしい。
     
    じっくりと写真を見ていて思ったのは、何よりも安倍元総理の「明るさ」が人々を惹きつけ、大きな流れを作ってきたのではないか、ということ。
    影響力の大きかった政治家ほど、その評価には時間がかかるだろう。
    だが、確実に大きな時代を作った、不世出の政治家だったと言える。

    願わくば、課題の多い不確かな時代を、もう少しその「明るさ」で我々を導いてほしかった。
    改めて、7月8日の凶行を憎み、それを止められなかったことを残念に思う。 
    そして、安倍元総理の想いを、我々はしっかりと受け継いでいかなければならない。 

    今日午後の衆議院本会議で、野田佳彦元首相による安倍晋三元首相に対する追悼演説があった。
    野田元首相はもちろん、民主党政権の最後の総理大臣であり、安倍元首相の前任者。
    現在は立憲民主党に所属していて、安倍政権や自民党政権と激しく対立してきたし、今もその立場にある。
    それでも今日の追悼演説は、「政敵」としての安倍元首相の人柄を深く洞察し、その孤独と優しさに肉薄した、素晴らしい演説だったと思う。
    (写真は日経電子版より)

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    私は、野田元首相と直接話したことはないが、衆議院の財務金融委員会が同じで、何度かその質問を聞いている。
    野党にありがちな出口のない政権批判ではなく、もちろん政権におもねるわけでもない。
    自分が総理大臣なら、自分が財務大臣なら、という立場で鋭い提案型の質問を行い、聞いている私は何度かハッとさせられた。
    今日の追悼演説を聞いていて、「ああこの人は、政権交代した2012年から10年間いつでも総理大臣に戻れるように爪を磨いてきたんだなぁ」と感じた。
    そしてその研ぎ澄まされた爪を立てるべき相手は常に安倍元首相だったのだろう。
    その相手を突然失った悲しみと悔しさに溢れた演説だった、と思う。

    この二人の本気の論戦を、もう一度見たかった、心底そう思った追悼演説だった。

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