衆議院議員 神田潤一のブログ

衆議院議員1期目(青森2区選出、自民党公認)の神田潤一です。 「ふるさとの思いを受け継ぎ、新時代をひらき、つくる」をモットーに活動する日々の思いを綴ります。

    2022年10月

    今朝、ジョギングを終えて八戸市の上に広がっている空を見た時、不意に1年前の今頃のことを思い出した。
    1年前の今日は衆議院選挙の最終盤、投票日から二日前の金曜日だった。
    あの頃は毎日毎日、目の前の人たちに自分の想いを必死で訴えていた。
    選挙戦中、ずっとこんな空が広がっていたっけ。

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    そして、30年ほど前、毎年見ていた空のことも思い出した。
    僕は高校・大学の間に7回、東日本縦断駅伝(通称、青東駅伝)に出場していた。
    青森市から1週間かけて東京まで繋いでいく、都道府県対抗の駅伝だ。
    毎年10月28日に青森市をスタートして、11月3日に大手町にゴールする。
    10月29日はちょうど八戸市庁前をスタートして、盛岡まで繋ぐ二日目だった。
    やはり、紅葉の上にこんな晩秋の澄んだ秋晴れが広がる中の駅伝だった。 

    青東駅伝は高校生の僕のモチベーションだった。
    青森県の代表チーム20人以上が、毎日一緒に走って、宿泊しては、また走る。
    毎晩、夕食の時には、仰ぎ見るような先輩ランナーたちから、昔のレースや伝説のランナーの話を聞く。
    翌日のレースでは、日本を代表するような大学や実業団の選手たちと走る。
    時には翌日のレースのために、もう二度と泊まらないような田舎町の旅館に、他県のライバルランナーたちと泊まる。
    高校1年で初めて代表入りしてから、来年も青東駅伝の青森県代表に選ばれて、そんな最高の1週間を過ごすために、「速くなりたい!」と本気で思い、必死で練習した。
    この時期の紅葉の上に広がる澄んだ秋空をみると、ふっと、そんな日々のことを思い出す。

    30年前から、そして1年前から比べてもずいぶん遠くに来た気がするが、確かにずっと繋がっている、とも思う。
     

    今日の為替レートは、一時145円近くまで円高に振れる場面があり、現在(10月28日の朝5時)も146円20銭ほどで推移している。
    1週間ほど前の10月21日の深夜には、一時152円近くまで円安に振れていたことを考えると、かなり円高に戻している。
    もちろんこの間、政府・日銀は10月21日の深夜と24日にも円買い介入を実施したと言われているが、 その後もすぐに150円近い水準に戻っていたことを考えると、この二日間くらいで、これまで一辺倒に円安方向に振れていた流れが変わり、今後は少し円高方向に戻っていく可能性がある。
    (写真は「外為どっとコム」のウェブページより)

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    今回の背景には、アメリカの景気や住宅市場関連の指標が悪化したことから、FRBが利上げのペースを緩めるのではないか、といった観測があるとの報道がみられる。
    これまでFRBは、かなり速いペースで利上げを続けてきたことから、いつかはアメリカの景気も頭打ちになり、一辺倒に円安方向に振れる流れはどこかのタイミングで修正されるだろうと考えてきた。
    私が思っていたよりも少しタイミングは早いが、もしかしたらこの数日で、円安一辺倒から若干円高に戻す方向に潮目が変わってきている可能性がある。

    そもそも政府・日銀は、為替相場は経済の基礎的条件(ファンダメンタルズ)を反映しており、特定の水準を目指すものではないというスタンスだ。
    もちろん、急激な円安も急激な円高も望んでいない。 
    それは、円安に振れることでメリットを受ける分野もあれば、円安でデメリットを受ける分野もあるからであり、円高も同じである。 
    ただし今回は、
    ・今年の3月に115円程度だったレートが、半年間で150円を超える、急激な変化になったこと
    ・明らかに経済のファンダメンタルズを越えた投機的な動きが見られること
    などから、円安を修正する為替介入に踏み切ったと言われている。

    今後しばらくは様子見となるだろうが、方向としては米景気が減速する可能性が高いことを踏まえると、この先数ヶ月は、円安を修正する方向(円高方向)に向かう可能性が高いのではないか。
    (上記の内容は私個人の考えであり、政府や日銀の見解を示すものではありません)

    今日の午前中は、2時間20分にわたって衆議院の政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会に出席した。
    (写真は開始前の委員会室)

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    主な議題は、人口によって比例的に配分するアダムズ方式の選挙区割案(いわゆる「10増10減案」)の是非ついて。
    この区割案自体は、現時点では、原案通り今国会での成立を目指す方向で議論が進んでいる。

    ただ、今回はこれで行くとしても、
    ・地方選出の議員が減って、首都圏や大都市選出の議員が増える、少子化対策なども考えるとそれでいいのか
    ・国土や面積の広さなどが勘案されていない
    ・行政区域や地域性などが無視されている
    などの意見が引き続き出ており、将来的なあり方の議論も必要との意見も多い。

    こうしたことを背景に、これまでにも、
    ・人口比率で見た場合に、英仏で5〜6倍、米国では最大68倍など、各国でまちまちで、日本のように厳格に2倍以内としているわけではない
    ・面積比率で言えば、東京の選挙区と北海道の選挙区では700倍もの差がある。これでは選挙戦のやり方や選挙区内の声を集約するのにも大きな違いが出てくる
    ・ 世代や男女比率など、国民の様々な立場の代表を選出するという考え方もありうる
    など多様な意見が出ている。
    ただし、本格的に見直すとなると憲法改正が必要になる可能性が高く、丁寧な議論が必要である。

    もっとも、今日の委員会でも野党の質問のほとんどが旧統一教会と大臣や政務官との関係についてであり、なかなか本格的な選挙制度に関する議論が進まないのが現実であった。

    今日午後の衆議院本会議で、野田佳彦元首相による安倍晋三元首相に対する追悼演説があった。
    野田元首相はもちろん、民主党政権の最後の総理大臣であり、安倍元首相の前任者。
    現在は立憲民主党に所属していて、安倍政権や自民党政権と激しく対立してきたし、今もその立場にある。
    それでも今日の追悼演説は、「政敵」としての安倍元首相の人柄を深く洞察し、その孤独と優しさに肉薄した、素晴らしい演説だったと思う。
    (写真は日経電子版より)

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    私は、野田元首相と直接話したことはないが、衆議院の財務金融委員会が同じで、何度かその質問を聞いている。
    野党にありがちな出口のない政権批判ではなく、もちろん政権におもねるわけでもない。
    自分が総理大臣なら、自分が財務大臣なら、という立場で鋭い提案型の質問を行い、聞いている私は何度かハッとさせられた。
    今日の追悼演説を聞いていて、「ああこの人は、政権交代した2012年から10年間いつでも総理大臣に戻れるように爪を磨いてきたんだなぁ」と感じた。
    そしてその研ぎ澄まされた爪を立てるべき相手は常に安倍元首相だったのだろう。
    その相手を突然失った悲しみと悔しさに溢れた演説だった、と思う。

    この二人の本気の論戦を、もう一度見たかった、心底そう思った追悼演説だった。

    本日夕方、山際大志郎経済財政・再生担当大臣が辞表を提出しました。
    旧統一教会との関係について、説明責任を果たしていないとの国民からの批判が強まっていました。
    (写真は朝日新聞デジタルより)

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    山際大臣は、この臨時国会の最大の懸案である経済対策の担当大臣で、このまま国会の空転が続けばその審議が進まないという懸念もあり、岸田総理は更迭に踏み切ったものと思われます。
    大変残念なことです。

    ただ、山際大臣はもう一つ、7月の参議院選挙の遊説の際に、「野党の話は聞かない」と発言したことでも責められていました。
    岸田総理の「聞く耳」や「説明責任を果たす」という大方針に関して、二つの材料で責められることになり、合わせて一本とみることもできるかもしれません。

    いずれにしても、岸田政権にとっては大きな痛手になります。
    一方で、これを機に丁寧に説明責任を果たしながら、国民の信頼を少しずつ回復していかなければなりません。
    正念場が続きます。

    今日は午後、地元のJ3サッカーチーム、ヴァンラーレ八戸vs.カターレ富山の試合の応援に行ってきた。
    県議会議員の山田知さんと一緒だ。
    僕は、何を隠そう、日銀サッカー部のメンバーだった!
    と言いつつも、Jリーグの試合を応援したのは20年ぶりぐらいだった。

    ヴァンラーレのホームのプライフーズスタジアムは曇りでポツポツと雨が降っている。
    それでも、1400人以上のサポーターが集まった。
    ヴァンラーレはリーグ13位、対する富山はリーグ5位。
    4年間勝利していない強豪だ。

    それでも、試合開始からヴァンラーレがボールを支配し、惜しい攻撃を見せる。
    前半途中で富山が、カウンターからのワンチャンスで先制点。
    そこから押され気味になって前半を0-1で終了。
    むむむ、後半は同点から逆転を目指すぞ!

    後半は開始早々、ヴァンラーレのペース。
    後半開始4分には、コーナーキックで、セットプレー的に同点ゴール。
    ホームゲームらしいいい試合になってきた!

    その後、一進一退が続くが、 最後の10分が圧巻。
    まず、ヴァンラーレのパスミスから富山がゴールに迫り、ギリギリのところでゴールを死守。
    その直後に、カウンターから、今度はヴァンラーレの萱沼がキーパーのいないゴールに向かってフリーになり、シュートするも、50センチ左に外れてゴールならず。
    お互いにフラストレーションの貯まる幕切れかと思われたラスト1分。
    ヴァンラーレの攻撃で、右からのクロスに(さっき決定的なチャンスを外している)萱沼がしっかりと決めてそのまま試合終了。
    野球で言えば「サヨナラ勝ち!」。😭

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    いい試合を見ました。
    改めて、サッカーは面白い!
    地元にJリーグチームがあることを感謝しつつ、これからもしっかり応援して行きます!! 
    (ヴァンラーレのマスコットのヴァン太くんに会えなかったのが唯一の心残り😅)
     
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    1週間前のことになるが、箱根駅伝の予選会で6位に入り、立教大学が55年振りの箱根駅伝出場を決めた。
    既に色々なところで記事になっているが、
    ・「創立150周年の2024年に箱根に出場」という目標を掲げ、大学を挙げて強化してきた
    ・ついこの前までトップランナーだった上野裕一郎氏を2018年末に監督に迎えた
    ・駅伝チーム専用の寮を整備した
    ことなどが主な背景だろう。
    ただ、一番大きかったのは選手の意識改革、つまり上記のような環境を作ったことで「本気で箱根に出る!」という意識を選手たちに植え付けることができたことだろう。
    (写真はNumberより)

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    僕が東大陸上運動部で長距離をやっていた30年前、立教にはポツポツといい選手はいたが、僕個人としても東大のチームとしても、負けた記憶がほとんどない。
    六大学の大会でも、チームとしての東大はいつも4位を目指して5位という感じだったが、いつも下には立教がいた。

    東大は、1984年の60回記念大会でチームとして箱根駅伝出場を果たし、第70回記念大会では2度目の出場を目指して僕も留年して5年生の時に挑戦したが、予選会で落選し、出場は叶わなかった。
    その時に1番の壁となっていたのは、「出たい、でも自分達が出られるわけがない」という意識を変えることだった。

    もちろん東大にはスポーツ推薦で入学した選手はいない。
    高校時代にインターハイに出場した経験があるのも、当時は僕だけだった。 
    それでも最後は、「箱根駅伝に出られるかもしれない、いや出るんだ!」とチーム全体として思えるところまで強化できたと思う。
    あと1〜2年早く強化を始めていたら、学生寮があったら、と今でも本気で思っている。

    今回の立教大学の箱根駅伝出場のニュースを見て、久しぶりにその頃の熱い気持ちを思い出した。

    立教大学の皆さん、本当におめでとう!
    箱根駅伝の本番の走り、楽しみにしています!! 

    先日いただいたデロイトトーマツによる「Z・ミレニアル世代年次調査2022」(注)を詳しく分析すると、なかなか面白い。
    (注)Z世代は1995年〜2003年生まれ(現在18〜27歳)、ミレニアル世代は1983年〜1994年生まれ(現在28〜37歳)と定義されている。 

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    まず、環境問題については、グローバルに比べて日本の方が気候変動に対する危機感が若干低く、実際に行動を実践している比率も低いようだ。
    ・「気候変動が限界に達している」と感じている比率は、グローバルが73〜75%に対して、日本では58〜60%。
    ・さらに「環境負荷を削減するために行動を実施している割合」は、上記写真の通り日本がグローバルよりもそれぞれの項目で20%程度低い。

    経済面については、グローバルに比べて日本の方が経済的な余裕がある。経済格差については、日本でも50%以上が格差の拡大を感じていると考えているようだ。
    ・「日々の出費を賄いきれない」と感じている比率は、グローバルが46〜48%に対して、日本では33-36%。
    ・「経済格差が拡大している」と感じている比率は、グローバルが72〜77%に対して、 日本では47
    〜56%。どちらも高いが、日本よりもグローバルの方が格差の拡大が意識されている。

     勤め先を選んだ理由として重視する項目としては、グローバルでは「個人の成長機会」や「組織の方向性」が重視されているのに対して、日本では「職場での過ごしやすさ」が重視されているようだ。

    通常は世代間の格差が意識されることが多いが、グローバルと日本との比較という面で分析するのも若年世代の意識を理解するうえで非常に有効だと感じた。 

    今日は18時から、同期有志の外交安全保障勉強会に参加した。
    テーマは「安倍元総理の外交」で、講師は安倍元総理のスピーチライターだった谷口智彦さんだった。

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    お話を伺っていて、改めて安倍元総理の凄さがわかった気がする。
    ・安倍元総理はスピーチライターの原稿を読むときに「心」を込めることができた 
    ・外交に大局感があり、共有できる価値観で議論を主導することができた
    ・相手国の首脳をファンにすることができた
    ・相手の話をよく聞き、役人に対して怒鳴ったりすることがなかった

    そして、なぜそうしたことができたのかという質問に対して、
    ・常にフォロワーではなくリーダーであろうとしていた
    ・常に若い人たちの希望を実現しようと真摯に考えていた
    ・周りの人への「愛」に溢れていた
    ということだった。
    目先のことでなく、誰かのために、20年後、30年後の次の世代のために、自分の人生を捧げていた、ということだった。

    10年後、20年後に、そういう姿に少しでも近づけるだろうか、と思った。

     

    18時現在、ドル円相場は1ドル=149円近い水準で取引されている。
    9月22日には146円近い水準で円買い・ドル売り介入を実施して140円台まで円高に戻ったが、それから3週間が経過し、前回介入を行った水準を大きく超えて円安が進んでいる。

    今日始まった予算委員会では、日銀の黒田総裁も呼ばれて質問されていたが、これまでの説明を繰り返したのみ。
    先週のG20会合で為替レートの水準等に踏み込んだ共同声明や発言がなかったほか、その後、米国のバイデン大統領やその周辺から、ドル高を容認する発言が聞かれたことで円売りに安心感を与えてしまったようだ。

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    考えられる次の一手とその評価は、
    (0)口先介入→❌もはやほぼ効果なし
    (1)2度目の円買い・ドル売り介入→一定の効果はあるが、徐々に進む円安に対してどのタイミングで実施するのかが難しい。また、だんだん効果がなくなるのでサプライズを含めて効果的に行いたい
    (2)米国との協調介入→❌かなり効果はあるが、米国のスタンスを踏まえると実現可能性は低い
    (3)長期金利等の一部の金利上昇の容認→ ▲黒田総裁が何度も強調しているように、現在の景気の状況を考えると金利上昇は選択しづらい。あるとすれば長期金利が若干上昇するのを容認する程度か
    (4)金融緩和の是正→❌❌金融政策の抜本的な方針変更となるため可能性は0%
     あたり。
    それぞれコメントしている通り、ありうるとすれば(1)か(3)。

    いずれにしても次の一手は、タイミングとコミュニケーションが非常に難しい。
    政府・日銀の綿密な連携と丁寧な説明が求められるだろう。
     

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